写真/タンペレ大学内のカフェテリア
写真がナゼか食堂始まりですんません。
雨で大学外観があまりキレイじゃなかったのと、授業中の教室の威圧感がなかなかだったのでココを撮っときました。
タンペレに来たメイン目的は「遊び!」
ここに来た理由は、タンペレにある北欧最大級のマーケットホール
kauppahalliなるものを見に行こうとヨメと話していたからだ。(けっきょくkauppahalliは期待以上の店構えじゃなかったんだけどね…。小さい商店街って感じ)
タンペレ駅から徒歩10分。Hotel Holiday Innから徒歩5分。
そんな感じで遊びでフラっと来てみたタンペレで「そういえば
タンペレ大学ってあったよな~」と思いだしてホテルからの距離を調べてみたら奥さん!歩いて5分ぐらいじゃありませんか!ということでどんよりした雨の中、そんなに濡れずにたどり着けました。
ちなみにそんな雨の中で撮った外観写真がこちら。どんより~。
テクノロジーとサイエンスに強い大学に潜む、文系のコース
フィンランドの大学はデザイン系かテクノロジー系かのどっちかが強くて個性が際立ってることが多い。人文系とかそういうのは少ない印象かな。で、ご多分に漏れずタンペレ大学も以下のようなコース構成になっている。(紙の入学案内・WEBより)
大学院(Master)
Master's Degree Programme in Bioinformatics, M.Sc.
Master's Degree Programme in Human-Technology Interaction, M.Sc.
Master's Degree Programme in Interactive Technology, M.Sc.
Master's Degree Programme in Software Development, M.Sc.
Master's Degree Programme in User Interface Software Development, M.Sc.
Master's Degree Programme in Comparative Social Policy and Welfare, M.Soc.Sc.
Master's Degree Programme in Peace, Mediation and Conflict Reasearch
ね?おもいっきり理系でしょ。でもって僕は文系。さらに院ではなくて学部を目指そうと思うので(学部は無料・院は有料)、すごすご諦めて帰ろうかと思っていた矢先、以下のコースを学内の入学案内で発見した。
大学(学部/Bachelor)
Bachelor of Social Sciences/Major subjects: International Relations, Journalism and Mass Communication, PoliticalScience, Social Policy, Women’s Studies
おぉ!、これぞまさに興味がある内容!しかも英語での講義!という訳で、今のところ進学先の有力候補のひとつとなっております。
来年以降もちゃんと募集があるか、そこが一番心配ですが…。
(2011年度の募集は締め切られ、現在は募集が行われていない)
使用する教科書名も紹介されているから、学ぶ内容がイメージしやすい
このシラバスっぽい学部紹介PDF(
Bachelor of Social Sciences 2008-2012)、大学に置いてあったパンフレットに記載のURLを見つけて、その場でネット検索して見つけたものです。英語で読解するだけで難解極まりました。
現地に来て、WEBを検索してるってなんか変な感じ。。。けどよく読むと、使用する教科書名も載ってるじゃないか!
どんなものか見たいので、さっそくAmazonの
Kindle Storeで教科書(電子書籍)のサンプル盤をダウンロードしてみました。ネットがあるだけでここまで細かい情報が入手できるとは。おかげで、どんな内容の授業で、どこまでの英語レベルが必要かもイメージつきましたよ。
英語はかなりがんばらんといけん感じです。
入学資格/試験
日本人の場合、学部(Bachelor)受験は高校卒業資格、大学院受験(Master)は大学卒業資格があれば資格としてはOK。で、肝心の選考試験は、なんと「無い」らしいのです。今は募集が終わってしまって、
その一文がページから削除されているんですが、「申請書類により選抜を行い通知します。入学試験(entrance examination)はありません。」とクッキリ明記されていたのです。ビックリですよね。ラッキーと思いつつ、これはBasicのポテンシャルが相当高くないと、入学が難しいなという焦りも感じています。
僕なんか、いま働きながら大学に行ってる状態で、現状では「専門学校卒」だし、いまの大学の成績もそんなに良くない。(仕事オフの日にちょこっと勉強して試験受ける程度) アジアやロシア、中東からの入学者(が多いらしい)状況の中で選考通過できるのかちょっと気になりますよね。
で、話は戻って「選考書類により選抜する」という部分ですが、これにはもちろん英語力の照明書類の添付が必要です。
英語力の条件としては
ここに記載があり、
TOEFL, Test of English as a Foreign Language; 90/Internet-based, 575/paper-based
IELTS Academic, International English Language Testing System; 6.5 with no individual score below 5.5
となるそうです。
今までTOEICと英検しか受けたことがないので、この条件を聞いてもキョトーンですが、まずはTOEFLを今年中に受験してみるのが目標になりそうですね。
選考を有利に進めるために
入学試験がない以上、結果を大きく左右するのは英語力になりそうです。なのでこれからの短期目標は英語力の習得ということになります。もしかしたら、来年度の募集にはエッセイの提出も求められたりするかもしれないので、英語で考えをまとめる力、表現する力も身につけたいと思っています。
うぅむ、なかなかハードだ。
大学の入試オフィスを訪ねてみた
が、なんと担当者が全員不在…。そりゃそんな時もあるわな。なんせ予約もせずに来ているわけだから。(ちなみに他に見学した3校へはメールで学校見学のお願いメールを送ったが、返事は無かった。なので、タンペレ大学にはアポ無しで行った)
仕方無しにGeneralInformationDeskのひと(おばちゃん)としゃべってみたり、たまたま通りすがったFinance担当者(
スカーレット・ヨハンソン似)に、入試オフィスの担当者名を聞いておいた。
「明日かあさってにまた来てみれば?」とも言われたが…。ずっとフィンランドに居るわけじゃないんでねー。。。
おまけ
カフェテリアの様子です。なんか日本のとそんなに変わんないねー。むかし、明治大学の学食に行ってみたことがあったけど、そこの学食に仕組みがソックリだ。
写真/レジの様子。好きなモノをお盆にとって会計へ。学生は確か2.5ユーロでVisitorは5ユーロ(だった気がする)。おかわりは無料&自由
写真/白身魚のフライのタルタルソースがけ&サラダ。なんか味が薄い…。タッパーに入れて、もう1人前持って帰る学生もいた。食費の節約!
以上、タンペレ大学でした。
University of Tampere
http://www.uta.fi/english/
では今日はこのへんで~。
次回はたぶんユヴァスキュラ大学レポートです。