ラベル Finland の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Finland の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/07/21

パツパツのスパッツ

DSC01014
写真/Tampere市内。キャッツアイばりに歩き去る3人

ヘルシンキに限らず、フィンランド中で黒スパッツをはいてる人をよく見かけた(と言っても北部フィンランドは見てないんだけど)。すれ違う女性の8割ぐらいスパッツじゃないか!?というぐらいに遭遇率が高かった。

DSC00776
写真/Helsinki市内。男以外全員またスパッツ


DSC01127
写真/デニムかなと思ったらスパッツ。Tampere市内

なぜか、フィンランド以外ではこういう合わせ方をした人をあまり見ない。スパッツの上にあわせるのはふわっとしたワンピースとかじゃなくて、やっぱこういうタイトなシルエットのほうがかっこ良いと思うんだけどな。

2011/07/07

学校見学 - University of Tampere


DSC01161
写真/タンペレ大学内のカフェテリア

写真がナゼか食堂始まりですんません。
雨で大学外観があまりキレイじゃなかったのと、授業中の教室の威圧感がなかなかだったのでココを撮っときました。


タンペレに来たメイン目的は「遊び!」

ここに来た理由は、タンペレにある北欧最大級のマーケットホールkauppahalliなるものを見に行こうとヨメと話していたからだ。(けっきょくkauppahalliは期待以上の店構えじゃなかったんだけどね…。小さい商店街って感じ)


タンペレ駅から徒歩10分。Hotel Holiday Innから徒歩5分。

そんな感じで遊びでフラっと来てみたタンペレで「そういえばタンペレ大学ってあったよな~」と思いだしてホテルからの距離を調べてみたら奥さん!歩いて5分ぐらいじゃありませんか!ということでどんよりした雨の中、そんなに濡れずにたどり着けました。
ちなみにそんな雨の中で撮った外観写真がこちら。どんより~。

DSC01162


テクノロジーとサイエンスに強い大学に潜む、文系のコース
フィンランドの大学はデザイン系かテクノロジー系かのどっちかが強くて個性が際立ってることが多い。人文系とかそういうのは少ない印象かな。で、ご多分に漏れずタンペレ大学も以下のようなコース構成になっている。(紙の入学案内・WEBより)

大学院(Master)
Master's Degree Programme in Bioinformatics, M.Sc.
Master's Degree Programme in Human-Technology Interaction, M.Sc.
Master's Degree Programme in Interactive Technology, M.Sc.
Master's Degree Programme in Software Development, M.Sc.
Master's Degree Programme in User Interface Software Development, M.Sc.
Master's Degree Programme in Comparative Social Policy and Welfare, M.Soc.Sc.
Master's Degree Programme in Peace, Mediation and Conflict Reasearch


ね?おもいっきり理系でしょ。でもって僕は文系。さらに院ではなくて学部を目指そうと思うので(学部は無料・院は有料)、すごすご諦めて帰ろうかと思っていた矢先、以下のコースを学内の入学案内で発見した。

大学(学部/Bachelor)
Bachelor of Social Sciences/Major subjects: International Relations, Journalism and Mass Communication, PoliticalScience, Social Policy, Women’s Studies

上記の詳細→ Bachelor of Social Sciences 2008-2012 (PDF)

おぉ!、これぞまさに興味がある内容!しかも英語での講義!という訳で、今のところ進学先の有力候補のひとつとなっております。
来年以降もちゃんと募集があるか、そこが一番心配ですが…。
(2011年度の募集は締め切られ、現在は募集が行われていない)


使用する教科書名も紹介されているから、学ぶ内容がイメージしやすい
このシラバスっぽい学部紹介PDF(Bachelor of Social Sciences 2008-2012)、大学に置いてあったパンフレットに記載のURLを見つけて、その場でネット検索して見つけたものです。英語で読解するだけで難解極まりました。
現地に来て、WEBを検索してるってなんか変な感じ。。。けどよく読むと、使用する教科書名も載ってるじゃないか!
どんなものか見たいので、さっそくAmazonのKindle Storeで教科書(電子書籍)のサンプル盤をダウンロードしてみました。ネットがあるだけでここまで細かい情報が入手できるとは。おかげで、どんな内容の授業で、どこまでの英語レベルが必要かもイメージつきましたよ。
英語はかなりがんばらんといけん感じです。


入学資格/試験

日本人の場合、学部(Bachelor)受験は高校卒業資格、大学院受験(Master)は大学卒業資格があれば資格としてはOK。で、肝心の選考試験は、なんと「無い」らしいのです。今は募集が終わってしまって、その一文がページから削除されているんですが、「申請書類により選抜を行い通知します。入学試験(entrance examination)はありません。」とクッキリ明記されていたのです。ビックリですよね。ラッキーと思いつつ、これはBasicのポテンシャルが相当高くないと、入学が難しいなという焦りも感じています。
僕なんか、いま働きながら大学に行ってる状態で、現状では「専門学校卒」だし、いまの大学の成績もそんなに良くない。(仕事オフの日にちょこっと勉強して試験受ける程度) アジアやロシア、中東からの入学者(が多いらしい)状況の中で選考通過できるのかちょっと気になりますよね。
で、話は戻って「選考書類により選抜する」という部分ですが、これにはもちろん英語力の照明書類の添付が必要です。
英語力の条件としてはここに記載があり、

TOEFL, Test of English as a Foreign Language; 90/Internet-based, 575/paper-based
IELTS Academic, International English Language Testing System; 6.5 with no individual score below 5.5

となるそうです。
今までTOEICと英検しか受けたことがないので、この条件を聞いてもキョトーンですが、まずはTOEFLを今年中に受験してみるのが目標になりそうですね。


選考を有利に進めるために

入学試験がない以上、結果を大きく左右するのは英語力になりそうです。なのでこれからの短期目標は英語力の習得ということになります。もしかしたら、来年度の募集にはエッセイの提出も求められたりするかもしれないので、英語で考えをまとめる力、表現する力も身につけたいと思っています。
うぅむ、なかなかハードだ。



大学の入試オフィスを訪ねてみた


が、なんと担当者が全員不在…。そりゃそんな時もあるわな。なんせ予約もせずに来ているわけだから。(ちなみに他に見学した3校へはメールで学校見学のお願いメールを送ったが、返事は無かった。なので、タンペレ大学にはアポ無しで行った)
仕方無しにGeneralInformationDeskのひと(おばちゃん)としゃべってみたり、たまたま通りすがったFinance担当者(スカーレット・ヨハンソン似)に、入試オフィスの担当者名を聞いておいた。
「明日かあさってにまた来てみれば?」とも言われたが…。ずっとフィンランドに居るわけじゃないんでねー。。。



おまけ

カフェテリアの様子です。なんか日本のとそんなに変わんないねー。むかし、明治大学の学食に行ってみたことがあったけど、そこの学食に仕組みがソックリだ。

DSC01156
写真/レジの様子。好きなモノをお盆にとって会計へ。学生は確か2.5ユーロでVisitorは5ユーロ(だった気がする)。おかわりは無料&自由



DSC01158
写真/白身魚のフライのタルタルソースがけ&サラダ。なんか味が薄い…。タッパーに入れて、もう1人前持って帰る学生もいた。食費の節約!




以上、タンペレ大学でした。
University of Tampere http://www.uta.fi/english/



では今日はこのへんで~。
次回はたぶんユヴァスキュラ大学レポートです。

2011/07/04

Finlandの大学を目指す


DSC01291
写真/University of Jyväskyläのエントランスラウンジ

その国をよく知るには、言葉と文化をよく知ることから。
この自然な(?)流れから、その国の大学に行ったほうがいいなと思うようになりました。

なんの前準備もなく、すぐフィンランドで働けるなら、そりゃあソレが一番いいですよ。でも万一仕事が見つかっても、言葉や考え方、その国の基本的なルールがわかってないとすぐ壁にぶつかってしまうしね。


現状の整理も兼ねて、5月に調べて・実際に見てきたことをまとめてみました。


フィンランドの教育制度

日本同様に高校を卒業していれば入学資格があります。これは外国人も同じ条件。(日本やフィンランドと異なる教育システムの国から来る場合はInternational Baccalaureateが必要な場合あり)

Universityに関しては以下の学位が存在。

大学(学士/Bachelor’s Degree) 3~4年間
大学院(修士/Master's Degree) 2年間
大学院 博士課程(doctoral degree)2~5年程度

違いとしては、学士取得に必ずしも4年間必須としていない事と、大学と大学院の線引きがあまりなく、研究を続け、大学院に籍をおきながら働いている人もいるそう。


Polytechnics と Polytechnics Degrees


Universityと並列に、Polytechnicsというものも存在、日本語で言うと「技術専門大学」とか「応用科技大学」といったとこでしょうか。大学院に相当するものとしてはPolytechnics Degreesというものがあり、さらに上位過程としてはPolytechnics post-graduate Degree(技術専門大学研修生)というものまであるらしい。

このPolytechnicsに関しては制度や特色をまだまだリサーチ中。



University と Polytechnicsの違い

この事をはっきり明記している文献にまだ出会ったことはない。ちなみに、僕がいま務めている会社になんとフィンランド人がいるので聞いてみたところ

・Universityは理論や研究
・Polytechnicsは実践的で各職種に必要なスキルが学べる

ということらしい。たとえば、次世代の携帯や通信の技師になりたければPolytechnicsに、その通信システムのさらに次世代版自体を構想したり、地域に配備するような構想が好きならUniversityに。、と言ったところだろうか。
これはデザインを例にとっても同じ。実践的で手に職を目指した商業デザイナーを目指すか、デザインの概念や分野ごと新しく構想したり体現するか。そんな感じだ。
外国人のためのフィンランド留学についてはフィンランド政府運営のStudy in Finlandで情報が得られる。(交換・正規留学ともに)
大学・大学院・Polytechnicsへの出願についてはStudy in Finland内のここに詳しく載っている。



授業料

フィンランドは少し前までフィンランド人も外国人もすべて無料で受講できたが、現在では修士(大学院)に限って、EU圏外の外国人には授業料課金を始めたそうだ。(一部大学が試験的に。全大学ではない)
うーむ、これはアセる。制度変更で全て有料になってしまわんうちに早く渡航せねば…。

フィンランドの大学制度・授業料について、日本語で詳しく述べられてるwebとしてはフィンランド発!留学カウンセラー日記等がある。フィンランドで代表的な大学の特色が大いに参考になった。


次回は、5月に実際に見てきたフィンランドの各大学の様子を書こうと思う。

2011/02/13

自己紹介


DSC01303
写真/JyväskyläのHoteli Alba近辺


みなさん、初めまして!
まずはどんな人がこのブログを書いているか、そこから始めようと思います。

ずっと前から北欧に移住したいと思っている30代。具体的にはフィンランドに移住を計画中。(フィンランドが最有力候補。もしかしたら他の北欧)ちなみに妻がいて、一緒に行ってくれるところまで話は進んでます。

でも北欧なんて行ったこともないし
言葉だって全然知らない。

北欧ではけっこう通じる英語ですら、二人とも怪しいもんです。
このブログでは、語学力なし、ツテなし、お金なし…。の夫婦が自分たちなりに情報収集して、移住するまでの様子をお伝えしたいと思ってます。
どうして北欧に移住したいかの理由はまた別の記事で。


さてホントにスムーズに行くのやら…。
お楽しみに~